お彼岸、でしたね。
半年前に父が亡くなって、
春分の日はお墓参りに行くことになっていました。
その前日、
亡き父を慕ってくれていた方から一通のメールが。
「片付けをしていたら、お父様の思い出の品が出てきたので送りますね」と。
返信の際、明日はお墓参りに行くんです、と書いたら
こんなメールが返ってきました。
「雪が降ると、お父様はよく写真を撮って、
みんなにメールしてくれてたんですよ。
もし、明日雪が降ったら、お父様のせいかもしれませんね」と。
翌朝は雨。
しかし、車を走らせていると、1度ずつ外気温が下がっていき…
現地に着いたときはなんと、雪!
父は、大人なのに、雪が降ると喜ぶ少年のような一面もありました。
大人になると、雪って喜ばないよね。
道が歩きにくいとか
通勤が大変だとか
滑るから危ないとか
寒いとか
父はそんなこと一切言わない人でした。
雪の天気予報を聞けば、「おっ」と喜び
雪が降ればカメラ片手に散歩に行ったり。
お墓までの道中、外が雪に変わった時
たまたま娘が井上陽水の「少年時代」をリコーダーで吹いていて。
(なぜ車の中にリコーダーがあるのかはまた後日。)
たまたまその時、父が仕事をしていた音楽大学の前を通って。
「たまたま」が重なって、久しぶりに、父を感じて
鼻がつーんとしてきたのでした。
人は肉体が死んだ後も、
誰かがその人を思い出すことで魂は生き続けるって
こういうことなのかもしれないなと思いました。
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