習わせようとしなかったピアノを習わせている理由

life

昨日は娘のピアノの発表会でした。
小さなミスタッチはあったけれど、力強い演奏が響いていた。

習い始めたのは確か4〜5歳の頃だったでしょうか。
当時私は、娘に水泳を半強制的に習わせたのとは対照的に
娘が音楽の習い事をすることには消極的でした。

当時は、私はシングルマザーで、両親と実家で暮らしていました。
父はピアノ関係の職業だったこともあり、
実家には、私が生まれる前からピアノがありました。
娘はそれをおもちゃ代わりに鍵盤を叩いて音を出していました。

娘になぜピアノを習わせようとしなかったのか。

私自身も物心ついたときには、既にピアノを習っており、
怖いピアノの先生、怖い父の指導を受け、
ピアノには「怖い」思い出がほとんどだったからです。
父も先生も、別に私に音楽の道に進ませるつもりは毛頭なかったとはいえ、
当時私にとって、ピアノは”憂鬱”の一つでした。

本気でやるならば、どんな習い事でもそうでしょうが、
音楽の習い事は、先生のところに行くのは週1回だったとしても練習は毎日。

先生や父からの叱責で
涙で楽譜がぼやけて読めなくなる、涙が鍵盤に落ちて指が滑る。
それでますます弾けない。
そういう体験を娘にもさせるのか?
娘は、私とは違うように育てたい。
短絡的にそう思って、とにかく私は娘にピアノをやらせようとはしませんでした。

ところが、娘のほうからピアノを習いたいと言い出し、両親からも「早く習わせてあげなさい」オーラを感じ、根負けしてとうとう
習わせることにしました。

あれから6年?7年?
あまり熱心に練習をしない娘に
「イヤイヤやるならもうピアノなんかやめてしまえ」的なことを何度か私は言いました。
その度に娘は泣きながら「なんでそんなこと言うの!?」と怒っていました。
音楽の習い事ってそんなに甘いものじゃないのよ、って。
別にその道のプロでもなんでもない私が偉そうにしてました。
「練習でできなくて、本番で弾けるわけないでしょう」
「本番では誰も助けてくれないの、自分がどれだけ練習したかで決まるの」
と言って泣かせることもあり
子どもの頃あれだけピアノのことでイヤな思いをしたのに、
今度は私が言っている・・・と、こちらもなんだかイヤ〜な気分。

月謝だって、発表会の費用だって、決して安くはない。
それをなんとか私は捻出してるんだから、中途半端にやるならもうやめてよって。
イラついていました。

しかし、先生にも恵まれ、私も日中仕事で目が届かない。
だんだん曲も難しくなって、私にはとても教えられないレベルになりました。

練習をあまりしないからといって、この子がピアノが嫌いなわけじゃない
ある日そう気づいて、
もうピアノのことで口出しはしないで、少し一歩下がったところで見守ろうと思いました。

再婚して、今の住まいにはそのピアノを持ってくるわけにもいかず、
娘は練習のために、これまで住んでいた私の実家に行って練習をするようになり
物理的にも私があれこれ口出しすることもなくなりました。
かえって、これで良かったのかも。

そもそもどうして私は娘にピアノをやらせているんだっけ?

本人の希望がきっかけではあったけれど、
ピアノを通して、音楽がいつか娘の助けになってほしいと思っているんです。
きっとこの先、人生で失意の時も絶望の時もあると思います。
そんな時に、音楽が娘を支えてくれるように。
逆に、幸せな時に、音楽によってますます幸せを感じられるように。

それは、喜怒哀楽をしっかり感じ、それを大切にできるように、
という願い。

その先にある自分の願いを知ったら、もうあまり口出ししないでいいって思った。

★コーチングのクライアントさんを募集しています。

1ヶ月に2回、1回45分のSkypeでの音声セッションを想定

日時はご相談の上決定します。扱うテーマに制限はありません。
また、明確な目標がない場合でも、コーチングは有効と考えています。

コーチングに興味がある、今の自分にコーチングは役立つか?
そもそもコーチングがよくわからない
ご質問、ご相談などは、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

コーチングセッションメニュー・オリエンテーション申し込み

再婚を迷っている方はこちら→ステップファミリープログラム

タイトルとURLをコピーしました