自分を知るということは、他者への理解を自分に応用すること

life

ドラえもんを作るには?

2017/6/26付日経新聞より一部改編抜粋)

ドラえもんを作るにはどうしたらいいか、
何ができたらドラえもんなのか?
それは「感情と記憶」がそのキーとなる。

さらには、実は自分の感情や心を認識する能力は、他人の感情や心を読み取る力を、自分に向けて応用している、という理論がある。

ヒトに心が生まれたのは、自分を観察できるようになったからであって、もっと言えば、それまでに祖先の動物たちが「他者を観察できる」ようになっていたことが前提にある(池谷裕二『単純な脳、複雑な「私」』)

とのこと。

自分のことを知るのは、結構難しいです。
自分がどう感じていて、どうしたいのかすら、よくわからないこともあります。

自分が大きく反応してしまうことに、その裏にどんな感情が隠れているか、真っ正面から向き合わないとなかなか知ることはできません。
敢えて自分を知ろうとしなくても世の中はやっていけますしね。

例えば、些細なことでカッとする人がいたとします。
ある一言で激昂する、など。

たぶん、その人自身、それについて何らかの不安、恐れ、悲しみがその裏にあるんだろうなと想像できます。

ドラえもんのことを考えていたら、娘に買った、ドラえもんの論語の本が目に入りました。その一説。

「子曰、朝聞道、夕死可牟。」
朝、人がどう生きるかを悟ることができたら、夕方死んでも後悔はない。

逆に言えば、

夕方あなたが死ぬとして、後悔はないか?
あなたはどう生きるのかを考え、そのように生きているか?

ということだと私は思います。

自分でない誰かの生き様、あるいは死に向かう姿勢、在り方を見て
自らも自分の生き方を考える。
他者あっての、自分。

他者とどれだけ関わり、自分を顧みることができたか
他者からどれだけ学び、どう生きるかを考えられたか
それが、幸せのひとつの指標になるのかもしれません。

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