赤ちゃんを抱っこして、夫に近づいたと感じたとき

stepfamily

先日、友人に赤ちゃんが生まれたので、会いに行きました。

抱っこさせてもらい、その間、友人は洗濯機を回したりと、
とっても幸せな時間でした。

ふと、この赤ちゃん、親もいなくて育てる人が誰もいなかったら?と架空の想像をしてみました。
いきなり、「この赤ちゃん、誰も育てる人がいないんです。あなた、育ててくれませんか?」と聞かれたら・・・

たぶん、自分なら「育てます」と言って引き取るんだろうなと思いました。
その赤ちゃんが、見知らぬ誰かの子で、自分と血が繋がっていなくても。

シングルマザー時代、とても二人目の赤ちゃんが欲しい時期がありました。
といっても、パートナーがいないのでどうにもならないのですが。
精子バンク?(笑)
養子として、引き取る??
そんなことが頭によぎったことがありました。
実際、シングルマザーは養子を迎えることはできるのか?
ちょっと調べてみたこともありました。
金銭的な問題さえなければ、育てたい、って思っていました。

月日は流れ・・・

夫は、血の繋がらない私の娘を養子縁組し、娘の養父となりました。
いきなり「父」になることの決断がどれほどのものであったことか。
しかも、まだまだ無垢な赤ちゃんではなく、思春期に足を踏み入れる年齢の娘。
「かわいい」だけではないです。
生意気なことも言う年齢です。

夫にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
私は、たぶん誰も育てる人がいない赤ちゃんがいたら、自分が育てると決断するだろう。
それを確信した時、ちょっと夫に近づけたような気がしました。

血が繋がっていようがいまいが、子どもとは「出会う」もの。
作ろうとして作り上げられた存在でもなく。
自分の体から生まれた存在であっても、自分の所有物ではない。
子どもとの「出会い」を自分の中で意味づけをして自分で親になると決める。
だから、誰が生んだのか、誰の血を引くのかは
最重要事項ではないんじゃないかな。

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