娘をとりあえず産むまでは#2

singlemother

娘との出会いから、ふり返っています。今回は前回の続きです。

別居から1ヶ月、あっという間に協議離婚となりました。

自分で決断した離婚だったし、揉めずにあっさりと離婚が成立して
ホッとした気持ちもありましたが、
お腹に子どもがいるのに、元夫は簡単に離婚届に判を押すんだ、という軽い驚きと失望のような気持ちでした。

日に日にお腹は大きくなってきましたが
幼い頃から私を知っている近所の人に、声を掛けられるのも怖くて
愛想笑いをするのも辛くて
実家に閉じこもっていました。

同時に、どうしてこんなことになってしまったのだろうと
思い描いていた自分の人生のレールから外れた絶望で
泣き暮らしていました。

とにかく、産むまでは生きていないと、
とにかく、とにかく、産まれるまでは・・・・と言い聞かせていました。

妊婦健診では、問診票から簡単に、私が離婚したという事実が
医者の知るところとなりました。

□子どもの父親とは(婚姻している・婚姻予定・その他(     ))

こんな質問されたら、その他にマルをして「離婚」と書くしかないものね・・・・

そして、当然のように「問題ありの妊婦」となり
半分強制的に、私は産科から精神科へと回されました。

精神科受診を断固拒否する私に
とにかく精神科の医師と話すだけでいいから、と産科の医師が言いました。

数時間後、私は同じ病院の精神科の診察室にいました。
自分と同じくらいの年齢の女性の医師でした。

医師「死にたいと思ってる?」
私 「そうは思いませんけど、生きていたくはないです。でも、いま死んだら殺人になるので」

どんどん、深い底に落ちていく自分を感じました。

こんな状態じゃあ、まともに出産できるのか、
生まれたところで、育てられるのか、
仕事は?バツイチ、赤ん坊を抱えた私が就職できる?

そして、もう1人の自分がそれを冷めた目で見ている・・・・
私、どんどんダメになってくね、と。

自虐的に、自分を嘲笑う。

リストカットをするかのように、自分の心を自分で傷つけ、堕落していく自分を確認する。

 自分を痛めつけることで、私は何を得ようとしていたのか?

今、私が思うに

いつかここから這い上がる自分を心のどこかで信じていた。

そして、這い上がる壁は、より高い方がいいのだと思っていた。

高い壁を乗り越えることで、ようやく自分に価値があると言えるのだと。

どこまでストイックなんでしょうか。

自分を責めているあなたへ。

あなたは、自分を責めることで、何を得ようとしているのでしょうか。

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