シングルマザー、子ども0歳で再就職のその後

singlemother

前回の記事の続きを書いてみます。

今の会社の採用面接時、私はシングルマザーでした。
赤ん坊を抱えた私を採用していただいたことが本当にありがたくて
その後もずっと、感謝しながら働き続けました。
「愛社心」という言葉はもう今は死語かしら?それでも、私は自分を採用してくれたこの会社、深い絶望の中から再び社会に引き戻してくれた恩人のように感じていました。
数年後、当時の人事部長が退職されるときは私もショックでしたが、メールでお礼を伝えました。
その時に頂いた返信が、今も私を支えてくれています。

(メール抜粋)
あなたの面接の事は良く覚えています。
勿論、お子様の事が一番の気がかりでしたが、
僕はあなたの目と言うか表情を拝見し、
全く問題ないと自信を持ちました。
・・・
(ここまで)

シングルマザーの就職活動は確かにラクではありません。
門前払いされることもあるし
時には、いやな思いをすることもあるだろうし
離婚の傷が癒されてないまま、面接に臨み、話したくないことも話さないといけないこともあると思います。
 でも、「話したくないこと」のことを考えて一歩踏み出せないのは本当にもったいないです。
なぜなら、「話したくないこと」は、聞かれるとは限らないのです。
厚生労働省のHPにも
http://www2.mhlw.go.jp/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm
・家族に関すること(家族構成はこれに該当) 
・生活環境・家庭環境などに関すること
のような、適性と能力に関係がない事項を応募用紙等に記載させたり面接で尋ね
て把握することは就職差別につながるおそれがあります。

と記載されています。

あくまで、私個人の経験で恐縮ですが
5社ほど受けた採用面接にて、家族構成を始め、このようなことを質問されたこ
とはありませんでした。
ましてや、離婚した件などは一切触れられませんでした。

そして、入社して数年後、今度は私が、派遣社員やアルバイトの採用をするようになりましたが
応募されてきた方が未婚なのか既婚なのか、子どもがいるのかいないのか、家族
構成はどうなのか等、一切知りませんし、採用前の顔合わせ時にも一切話題にもなりません。

あくまでも、本人の意欲やスキルのみです。
就職活動においては、シングルマザーであることは弱みではありません。
子どもを養う覚悟を決めた人は
男性であれ女性であれ、その熱い思いは何らかの形で伝わります。
逆に、シングルマザーであることを強みにしてほしいです。

元気で、愛あふれるシングルマザーたちが、ここにはたくさんいます。
私自身も、ここで本当に助けられました。

一般社団法人日本シングルマザー支援協会
http://シングルマザー協会.com
 
子連れ再婚への迷い、不安に対する無料相談お受けしています。
http://stepfamily-kaya.com/sfp/
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