先日、AMH検査を受けてみました。
(ものすごく簡単に言うと、卵巣年齢を調べる検査)
医師から受けろと言われたわけでもなく、ただ現実を知っておきたくて。
私が第一子を妊娠した頃は、こういう検査はあまり聞いたことがなかったな。
ってことは、結構新しい検査なのかも。と、半分興味本位。
この検査は大抵は、不妊治療の専門病院で行われます。
普段行っているクリニックは、不妊治療は扱っていないため、
10年以上ぶりに私は某不妊治療専門病院に行きました。AMH検査のためだけに。
結果は想像どおり。基準値以下。
女性としてのカラダの成績表か? いやいや違う…と思い直す。
受付には、今月の人工受精成功の数や妊娠反応陽性の人数が
マグネットの数で示されて、
よくある営業成績表みたいになっている。
検査の結果は知ってよかったとも思うし、
知らなくてもよかったことなのかもしれないとも思う。
病院で思い出したのは、シングルマザーになりたての私を支えてくれた、未婚の母を選んだ俵万智の本。
その中から2つ。
「排卵日に合わせて愛し合うことの 正しいような正しくないような」
「AIH、ICSI・・・ロボットの部品のごとき専門用語」
待合室のソファーに、20代のカップルが、なんだか楽しそうに問診票を書いている。
若いから大丈夫だよって、無責任にも私は思う。
どんな事情でここにいるのか、知りもしないのにね。
それにしても、不妊治療の専門病院の雰囲気は独特。
看護師さんに抱きかかえられてヨロヨロと別室に行くひと。
6桁の支払いをしているひと。
お金と時間と、命が交錯する場所。
婦人科に行くといつも思うが
そこは女性の明暗が凝縮されている場所でもある。
ベビー用品のカタログの隣には、がん患者用のウィッグのカタログが置いてあったりと。せめてちょっと距離を置けばいいのにと思う。
40歳。あきらめないことと、あきらめること。
その狭間で揺れる日。
でも大丈夫、揺れても揺れても、私は「今ある幸せ」に戻ってこれるから。
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